Nakagawaオーダースティールフレームのカスタムペイントのご紹介です。

長期間乗られているうちに塗装が少しずつ傷み始めていて、オーバーホールを機に塗装を一新することになりました。

金属バイクにとって塗装は見た目の変化以外に、フレームを腐食による劣化から保護する役目を担っています。

塗装に傷がついたり劣化したままだと金属への錆びや腐食が加速してしまうため、長く大切に乗り続けるためには再塗装が有効な手段の1つです。

どうせ塗り直すなら面白く、ということで信州にあるアトリエキノピオのデザイナーの力を借りてバイクを生まれ変わらせることになりました。

今回のテーマは「おまかせ」。クロモリの細いパイプでも存在感のあるデザインにして欲しいとだけ要望を伝えてあとはデザイナーの良いようにいうことでデザイン＆ペイントを依頼しました

そうして生まれ変わった来たフレームの塗装前と後の比較が下の写真です。

印象の全く違う、別のフレームのように生まれ変わりました。

エアブラシで表現した勢いある色彩の流れとカラークリアが見せる美しい変化はリクエスト通り細身のパイプの上であっても相当なインパクトがあります。各所にのぞかせるピンクは元のカラーへの敬意から。一度塗装を剥がした際に、下地のケアから防錆処理までやり直しているため新車と見紛う（むしろそれ以上の）仕上がりです。

フレームを塗装に出している間にメンテナンスを済ませていたパーツで組み上げていきます。

リムブレーキ仕様のクラシックなクロモリフレームですが、洗練されたの塗装にパーツはSRAM Redの無線変速、リムハイトの高いZIPPのカーボンホイールなどの組み合わせで古さを微塵も感じさせない仕上がりになりました。

カスタムペイントは自分の愛車を世界に1台だけの特別なものにできる魅力的なサービスです。ペイントデザインは要望を元に提携のデザイナーがイラストに起こして考えるのでセンスや知識がなくても楽しめますので、お気軽にご相談ください。