OPEN CYCLEの代表的なグラベルロードモデル U.P.（アップ）のLavenderカラーが入荷しました

U.P.は現代のカーボングラベルバイクのオリジナルとも言える不朽の名フレームです。

700×28C〜40Cのタイヤが推奨され、ロードバイクライクな走りから本格的なグラベル走行までタイヤを交換することで幅広く対応します。今ではオールロードと呼ばれるジャンルのフレームが担う領域ですが、OPENはグラベルバイクという言葉すら浸透していなかった10年前にこの考え方を見出し実現していました。

今回入荷したラベンダーは1度限りのカラーとして生産されたもので、すでに本国では全サイズの在庫が完売してしまっているため、このMサイズ(適応身長175cm±5cm程度)が最後の1台です。

OPENの代名詞となった片側がドロップしたシートステー。

グラベル用コンポーネントがない当時に、トレードオフの関係にあるロードバイク用の狭いQ-Factorと太いタイヤを入れるためのクリアランスの問題を解決するために考え出された造形です。このアイデアはグラベルの流行とともに定着し、今では多くのグラベルフレームに採用されています。

陶器のような丸みを帯びた造形もOPENらしい特徴です。

グラベルとグラベルをつなぐオンロードでの速さと長時間の乗車でもパフォーマンスを落とさないための快適性を重視した"OPENらしい"走りは多くのファンを魅了しています。

ケーブルはフレーム部分のみ内装です。

フレーム入口のアダプタを交換することで機械式変速やドロッパーポスト、Di2、など様々な配線パターンに適応します。

シートポストは汎用性の高い27.2mmの丸型を採用

フロントのチェーンリングははシングルとダブルどちらも使用可能です

すでに新型の情報が出始めているU.P.ですが

・電動コンポーネント専用

・フロントシングル専用（予定）

・専用一体型ハンドルの採用

・値段が1.5倍以上

など現代的な制限や高コスト化の問題があるため、取扱いやすさでは現行フレームもまだまだ魅力的です。

カラーが好みでサイズがぴったりハマりそうな方はぜひご検討ください。

そして、新たな思想と現代的な仕様を搭載した新型U.P.の情報も初夏に向けて明らかになる予定です（写真はコンセプトモデル）。

OPENが提唱する新世代のグラベルフレームに興味をお持ちの方は続報にご期待ください。