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2025.05.24

ALLIED ALFA Sram Red カスタム

ALLIED(アライド)のロードフレーム「ALFA」のカスタムバイクをご紹介します。

ALLIED CYCLE WORKSは2016年にアメリカのアーカンソー州で誕生した比較的新しい自転車メーカーです。

その最大の特徴はアメリカに自社工場を持ち、開発や設計はもちろん、アルミパーツやカーボンフレームまですべてを国内で製造していることです。(現在は一部モデルをのぞく)

ブランド設立後の2017年に登場したリムブレーキモデルの初代ALFAは名だたる北米ブランドがアジアで製造するハイエンドロードと比較しても遜色がない性能と優れたデザインを持ち、そしてそれらがアメリカ国内で生産されているということで世界中のメディアの注目をあびました。

ALLIEDがブランド設立と同時に生み出したロードバイクフレームである初代ALFAは、Specialize、Cannondale、Cerveloといった名だたるアメリカの大ブランドたちが、アジアで生産するハイエンドロードバイクと比較しても遜色のない性能を持っていたことや伝統的な美しいシルエットなどスタイルの面でも目を惹く個性があったこと、何よりそれらがアメリカで生産されているということで世界中のメディアから注目を浴びることとなりました。

ALFAはそれから数度のモデルチェンジを経ながら、今もなおロードバイクに求められる空力性能、軽量性、快適性は高いレベルで備えながら、ALLIEDらしいクラシックなフレームラインと手軽にカスタム可能なカラーリングなど個性的なスタイルを維持しています。

ALLIED CYCLE WORKS ALFA (54サイズ)

ALFAは2023年にモデルチェンジがあり、現在のかたちになりました。

主なアップデートはケーブルのフル内装化とそれに伴う空力性能の強化、タイヤクリアランスの拡大などで、トレンドに合わせた順当な進化を遂げています。

注目は小振りにまとめられた独自のヘッド周りで、他社と比べて気密性が高く、大半のケーブルフル内装フレームの弱点である防水性の低さを緩和しています。

フレームカラーは"Ecru"、ロゴは公式サイトで候補にない"Coral"を選択しています。

ご購入前に色のイメージについてご要望があり、ALLIEDチームと相談して決定させてもらいました。

彼らは自分たちのバイクを"単なる機材でなく最高のドリームバイクにしたい"といつも話していて、ペイントも彼ら自身で行っているので惜しまず協力してくれます。

さらにこだわりたい方にはグラデーションやカスタムグラフィックなど様々なパターンのアレンジのご提案も可能です。

さすがに相応のアップチャージは発生してしまいますが、自分だけのオリジナルのペイントはそれだけの価値があります。

彼らが自社で製造しているからこそ聞いてもらえる要望もあるので、塗装に関してのリクエストもお気軽にご相談ください。

グループセットは、同じアメリカメーカーであるSRAMの最上位グレードRed AXS E1を選ばれています。

形状が見直されたブレーキレバーは他社と比べても非常に握り易く、引きも軽いため私たちも高く評価しています。

性能面で順当な進化を遂げるSRAMの優れたグループセットですが、オーナーがこちらを選択された1番の理由は「かっこいいから」でした。見た目も大きくモチベーションに関わる部分なので大切にしたいですよね。

その他のパーツ類もENVE、Wolftooth、Arundelなど、こだわりのアメリカンブランドが取り付けられています。

こうしてオーナーのこだわりが詰まったスタイルある1台が完成しました。

ずいぶん間を空けてのロードバイク復帰とお聞きしましたが、きっと気に入って楽しんで頂けると思います。

今回はMade in USAを貫くALLIEDのカスタムバイクのご紹介でした。

結局のところALLIEDのメンバーは私たちと同じ根っからの自転車好きで「かっこよく速い最高のバイクに乗りたい(つくりたい)」という欲求から自分たちの手で納得のいくモノづくりをしているんだそう。そんな彼らの作るものが私たちに刺さらないわけがないんです。

ALLIEDのバイクが気になった方はスタッフまで何でもご相談ください。