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2025.09.29

【Custom Builds】 Cannondale Super X × SRAM Force XPLR

CANNONDALEのグラベルロードSuper Xのカスタムのご紹介です。

基本性能の高いバイクなので組み上げ方次第で様々な活躍をしてくれそうですが、フレームセット単体での販売はハイエンドグレードのLAB71のみ。そこでミドルグレードの完成車を一旦ばらしてしまい、好みのスペックに組み替えさせて頂きました。

│CANNONDALE Super X カスタム

フレーム:CANNONDALE Super X Cashmere

グループセット:SRAM Froce E1 XPLR

ハンドル:CANNONDALE SystemBar-R One (MOMOハンドル)

ホイール:RESERVE 40/44 GR DT 350ハブ

│カスタムのポイント

今回、変更を加えたのはハンドルとグループセットです。

元々、完成車スペックはSHIMANOのGRXで組まれていましたが、SRAMのグラベル向け Force XPLRですべて組み直しをしています。

E1世代のSRAMはブレーキレバーが操作しやすくスピードコントロールがしやすいので、未舗装路の走行でも頼りになります。また、UDHを利用したフルマウントのリアディレイラーは衝撃に強く、プーリーは異物巻き込みによる破損防止のマジックプーリーを備えているため、悪路でも大きなトラブルが起こりにくいです。チェーンは新しく追加されたパープルを選択してコーディネートのアクセントに

また純正パーツではハンドルにFSAの分厚いアルミ製エアロハンドルが付いていますが、より軽量で手に馴染みやすいMOMOハンドルへと換装しました。

ホイールは純正に採用されているRESERVE 40/44をそのまま採用。エアロなグラベルフレームがトレンドである現在、それらに合う40C以上のタイヤを想定した空力性能に優れるグラベルホイールは意外にまだ少ないです。

その点、RESERVEは内幅27mm、外幅F36/R34.4mmとビッグボリュームのタイヤに最適化されており、フレームのコンセプトによく合う優秀なホイールです。

ハブはDT SWISS製なのでフリーボディは入手性が高く、簡単に交換可能です。

│より良いバイクにするために

市場に自分の欲しい仕様そのままのものが見つかることは稀ですから、少し手を加えることでより自分好みのバイクに仕上げるのが最善です。

どんな小さなカスタムでもお気軽にご相談ください。