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2026.09.04

グラベル&ツーリング用ペダルの新境地「LOOK X-One G」

かつて「グラベルロード」というジャンルは非常に曖昧で、グループセットやホイールはロードバイク用、ペダルやシューズはMTBから流用して運用されるのが一般的でした。

しかし、グラベルというジャンルが深まるにつれ、その独自性と人気は急速に高まり、専用のコンポーネントやホイール、タイヤが次々と開発され普及しつつあります。

特に近年のグラベルレースでは純粋なロードバイクに迫る高速化が進み、エアロ性能の強化やタイヤの大径化など従来の常識を覆すような進化が見られます。

そんな中、「高速化し剛性が求められるのになぜペダルはMTBのままなのか?」

という疑問に対しWolf toothやLOOKといったブランドが新しいアプローチでグラベル用ペダルを投入してきました。

なかでも「LOOK X-One G」は、従来の流用から"グラベルロード用ペダル"として新しい境地に到達したと感じさせる仕上がりでしたので、取り上げてご紹介します。

LOOK X-ONE Gの特長

・広い踏み面と高剛性設計

 足裏全体で踏み込める圧倒的なダイレクト感を実現。

 シマノ互換の標準的なSPDクリートでありながら、踏み心地はロード用のSPEEDPLAYペダルのよう

XTRと並べてみるとその踏み面の広さは明白です。XTRはクリートをキャッチする部分が高くなっているため見た目以上に足裏がペダルに触れておらず、単純な平面の広さだけでない立体的な構造の見直しにLOOKの工夫が伺えます。

・独自のシャフト形状

 六角形に成型された剛性感あふれるシャフトがトルク伝達効率を最大化

ペダルシャフトの根本までテーパーがかかることなく六角形のままクランクアームに接続されます

・グラベルに必要な基本性能を網羅

 軽量性、泥詰まりのしにくさ、クリートの外しやすさなどを高い次元で成立

 クリートは完全にシマノ互換なので入手性も高い

もちろん弱点もあって、片面構造ゆえにステップインには多少の慣れが必要です。

特に荒れた路面で頻繁にペダルの脱着を繰り返すようなフィールドではストレスを感じるシーンが少なからず出てくるはず。

欠点を補って有り余る価値

それでもSPDの利便性とロードペダルの推進力を両立するこのペダルには大きな価値があると考えます。

グラベルロードでは平坦区間やオンロードでの巡航能力が向上し、登坂時の高トルクなペダリングにも有効です。また、悪路でペダルに加重をかけるようなシーンではとびきりの安定感を発揮します。

ロードバイクで普段からSPDを使っている方にも強くおすすめで、SPDの「外しやすさ」「歩きやすさ」というメリットはそのままに、ロードペダルのような力強いトルク伝達性能を手に入れることができます。

私自身ツーリングと絡めて街で寄り道するような乗り方が多いため、非常に相性の良さを感じています。

ペダルという小さなパーツで久しぶりに大きな進化を見られる商品になりました。

すでにシマノ用SPDを使用されている方なら購入前にお試しいただくことも可能ですのでお気軽にお声がけください。

・LOOK X-One G MAX(クロモリシャフト) ¥39,930(税込)

・LOOK X-One G TI (チタンシャフト) ¥59,400(税込)